2015年 05月 26日
本を出版しても、どのような人に読まれているのかまったくといってもいいほど分らないものだ。たまにハガキなどいただくことはありますが…。 雑誌『料理通信』2015年6月号に15年前に出版した… 「メゼババ」高山大シェフに聞く、食の世界のレジュエンド 他の国の料理のことは分リませんが、イタリアに関しては恐らく、作る人(サービスする人も)の心の中に、常にイタリアの料理の原風景があるかないかが、とても重要だとおもいます。イタリアで生まれ育ったイタリア人にはそれが自然と備わっていますが、外国人でもその原風景を心に持っていれば、「初めて食べるのに懐しい」「じんわり、ホッとする」といった感覚に落とし込める。そうした味にもっていくために、このテクニックはいる、いらない。この素材、道具、タイミング、器でいこう、といったことがおもい浮かぶ。西川さんは原風景を太く、強くお持ちの方だと思います。 イタリアから帰国して西川さんの本に出会って、「僕が見たイタリアと同じイタリアだ!」と興奮しました。 「・・・グリッシーニには、どこかイタリア人の性格のようなものが潜んでいるような気がしてならない。幼稚性と独創性…」といった表現の一つひとつがイタリア人を的確に捉えていて、だからこういう味になるんだと納得する。以来、店に一冊、自宅に一冊、鞄に一冊入れていつも傍にあります。 イタリア料理人みんなに読んでほしいです。
by miao7
| 2015-05-26 11:24
| book
|
アバウト
カレンダー
リンク
西川治公式ホームページ 絵のレンタル、御購入御希望の方は リースA を御覧ください。 ・・・・・・・・・・・ 制作・著作 西川治 掲載の文章・写真・絵の無断転載 転用を禁じます。 Osamu Nishikawa ・・・・・・・・・・・ 2008年の春から野菜日記を書いている。 去年、小屋を建てているころには、ブログを書いていただけで、家が出来上がるとブログの熱は冷めた。今回ブログを再開した。 絵は毎日描いているが、一枚の絵に長々と語るにはいやけがした。だからといって個人の話というのは、どうかとおもう。おっぱいの大きないい女の子の動向なら、興味もわこう。 今度は、野菜だ。 ぼくだけの思いだけを書いて見る。 カテゴリ
タグ
以前の記事
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||